バイエル薬品がデジタルヘルススタートアップを支援するGrants4AppsTokyoを開催。

デジタルヘルス界隈のスタートアッププログラムはここ数年になって、盛り上がってきた。

特に最近では、バイエル薬品がデジタルヘルス技術を支援するオープンイノベーションプログラム「Grants4Apps Tokyo」を2016年3月に立ち上げた。キックオフイベントはイトーキ東京イノベーションセンターで開催された。バイエル薬品の代表取締役社長、カーステン・ブルグ氏が基調講演された。

Grants4AppsTokyoとは、バイエル薬品が提示した課題を解決するデジタルヘルス技術を募集。課題に対する最優秀の提案に対して、助成金100万円を支給するというもの。すでに昨年、ベルリンでGrants4Appsという名前でアクセラレータプログラムが組まれ、5組のスタートアップがプレゼンテーションを行った。Grants4AppsTokyoはその東京版といってよいだろう。

第1回の課題は「服薬アドヒアランスを改善する革新的な解決方法」だった。「飲み忘れゼロ!プロジェクト」「遠隔診療を活用した服薬遵守率向上プロジェクト」「おくすりサポート プロジェクト」の3チームが入賞した。

服薬アドヒアランスは、以前医療ITコンテストApplicareでも取り上げられていた。当時学生チームだったflixyが、3Dプリンタで作成したハードウェアケースに薬を保管し、アプリ上で服薬を管理すると言うサービスを考え、第1回Applicareで優勝している。

ただ、服薬を行う人間の多くが高齢者であり、こうしたアプリをそもそもうまく使えないという問題がある。血圧計など、普段から高齢者も使っているデバイスから、データを取得し、クラウドにデータを常時アップデートしていくのがよいのかも知れない。

医療系のサービスではないが、ITで高齢者にうまく接近しているのが「まごチャンネル」というサービスである。テレビのケーブルとつなげば、普段使っているテレビリモコンで、スマートフォンで撮影した孫の動画や写真を見ることが出来る。これくらいのお手軽さが必要だと思う。

第2回の課題は「ベターライフのための革新的なモニタリングソリューション」である。(応募は7月末まで)

ここ数年で、ウェアラブル等を用いて日常的に健康情報を取得することが出来るようになった。こうした個人管理の健康情報(PHR)を活用すれば、病院で重篤な疾患に気づく前に、早期発見し、一次予防、二次予防につなげることが出来る。

また、バイエルのHPでは、「疾患だけではなく、女性の健康をサポートする「妊活」サポート、妊娠中のサポート」についても言及しており、幅広い分野からの課題解決を募っている。

残された時間は少ないが、もし温めているプランがある人は参加してみてはどうだろうか?

(出典:Bayer Pharmaceutical Facebook ページ)

(出典:Bayer Pharmaceutical Facebook ページ)

<参考URL>
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000019857.html
https://www.grants4apps.com/tokyo/
https://www.grants4apps.com/
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/060300031/062800006/?ST=health
https://innovate.bayer.com/what-we-offer/grants4apps-accelerator-coworking/

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