アイ・エス・ビー、訪問診療・災害医療で利用出来るPACSポータブル・サーバーを発表

 

(出典:L-Share)

(出典:L-Share)

株式会社アイ・エス・ビーは、持ち運び可能なPACS(医用画像保存通信システム)サーバー、「L-Share™ pPACS」を開発した。低コストで本格的な医用画像システムを構築でき、車載電源やモバイルバッテリを使用すれば、検診車への搭載や、災害医療、訪問医療、遠隔地医療に利用できる。

例えば、訪問診療で院内のPACSサーバーから画像をpPACSに転送し訪問先でビューアアプリ(「L-Share™ Viewer」)を使ってiPadで参照できる。検診車に搭載すればX線など撮影した画像を送信し、院内のpPACSで受信するというリアルタイム送信が可能だ。インターネット回線はVPN機能でセキュリティを確保している。検診車が戻り画像データを回収するまで読影ができないというこれまでの課題を解決する。

また、地域の医療連携向けのPACS用ルーター「L-Share™ Router」も提供。病院のPACS間をルーターどうしで接続し画像転送用端末として利用できる。画像をCDに焼いて取り込む手間を省くことが出来る。

最近は災害医療に取り組む医師から注目され、pPACS、iPad、小型プリンタ、モバイルバッテリなどを専用アタッシュケースに収めた「L-Share可搬型画像サーバセット」(左写真)を提供し、コンパクトなX線撮影装置と組み合わせて試験的に運用をはじめているそうだ。

両手のひらにすっぽり収まるコンパクトさに加え、電源ボタンのみですぐに起動する稼働性、突然電源が切れてもデータを保持できる確実性などが評価されている。

同社は、元々は汎用系・業務系システム開発及びシステム運用を中心とした企業であるが、医療IT分野では、これまでのシステム開発・運用のノウハウを武器に、L-Shareや、電子レセプト解析システムfineRezeptなどを展開している。

L-Shareは、大地震などにより、医療機関の画像診断装置が使えなくなってしまった場合や、医療の手が届かない環境で、重宝されるだろう。

<参考URL>

検診車や訪問診療・災害医療で使えるPACSポータブル・サーバー(Medtech Japan Online 2016/7/27)

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