CGMのノウハウを活かし着実に成長する「治療ノート」

Livesenseは、20代で最年少上場したことで以前注目を浴びた。Livesenseの事業方針の中には、「10年スパンで売上500億円規模へ拡大出来る事業」というものがある。求人、不動産など既に先行企業が存在する分野でも、「お祝い金システム」などの巧みな仕組みづくりによって事業を大きく展開してきた。

最近は、検索エンジンのSEOの仕組みが変わる等して、苦戦しているという話も聞くが、そんな中で、新たな事業として最近進んできているのが、2015年8月に開始した「治療ノート」だ。

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(出典:Livesense)

治療ノート」は、病気や治療法の基礎情報、患者の方々の体験談から、治療法の特徴や違いを知り、治療法を選ぶための医療情報サイトだ。

例えば、子供がインフルエンザにかかった場合、どんな薬を飲んだらいいのか、他の家族、家庭ではどう対応しているのか、なかなかすぐに情報が得られない。
そこで、治療ノートでは、病名から検索か、50音順で病名を探せば、薬の種類やその効果、体験談などから、どう対応すれば良いかが分かる。

ただし、あくまで患者の「体験談」という形式をとることで、医療行為とは一線を画している。同じ立場の人が書いたことだから、医療従事者のアドバイスよりもすんなり入り易い側面もあるだろう。(素人にしては、書き方が少し堅いと思える内容もあるが)

これまで、「転職会議」で、CGM(Consumer Generated Media)の事業ノウハウを持っているLivesenseだからこそ出来る取り組みだと思うが、特に「お祝い金」などのような目立ったご褒美も見られず、ユーザー側の自発的な書き込みが多いように見える。昨年12月には、書き込みが3000件を突破したという。

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Livesenseの成功報酬型モデル(出典:Livesense)

薬や治療法を採用したことによる「成功報酬」が何に当るのか、あるいは、成功報酬でない別の仕組みに頼るのか、まだ先が見えないが、今後の展開に期待したい。

 

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