デジタルヘルスを発展させる「いい会社」は?

今後どの会社が成長するのだろうか?2017年に急成長する海外の会社を予想するBreakoutlistの中にも、バイオデータを扱うZymergenやヘルスケアプランを提供するCollectiveHealthなど、デジタルヘルスを扱う企業がいくつか見受けられる。

昨年は、セラノスが盛大に炎上してしまったが(参考:WIREDの記事)、着実に成長し続ける「いい会社」を見極めるのは難しい。

上記は海外の例であるが、日本でこれからデジタルヘルスが盛り上がるためには、どんな「いい会社」を支援していけばよいだろう?

デジタルヘルス回りでどんな会社があるのかを調べたいとき、筆者が見ているのは「アジアで働くヘルスケアITベンチャーのマーケター考察日記」である。特に株価・時価総額ウォッチを見ると面白い。

独自の視点からキャッシュフローを稼いでいる事業がある会社、専門領域に特化して他の追随を許さない寡占状態にある会社が強いのだろう。筆者は特に、IT技術を駆使して、医療の効率化を図ろうとしている会社に注目しているが、創業者が医療に対して真摯な思いを持って取り組んでいるかは事業の強みとなるだろう。

ただ、事業の成長の為に、創業者が医療者である必要は必ずしもない。エス・エム・エスは、医療と介護の求人に特化して成長した会社であるが、創業者の諸藤氏はビジネス畑の人間である。同氏は、現在、シンガポールでREAPRAという事業投資会社を展開している。

AIや遠隔医療のように、より医療現場に近いところでサービスを展開する場合は、ルールとのせめぎ合いの中で、少しずつ新しい医療の形を探っていくことになるので、より医療に思い入れのある人材が集まっている会社が強いと考えられる。

また、デジタルヘルスに関連して、MedPeerの石見社長が、遠隔医療を中心に、昨年末に意見をまとめている。

2016年ヘルステック業界の振り返りと2017年の展望(MedPeer 医師兼社長のブログ 2016/12/27)

遠隔診療、遠隔医療相談の取り組みは、まだ実用化され始めたばかりだが、厚労省の平成27年の事務連絡以来、遠隔医療を進めていく流れは変わらないだろう。現場の問題を少しずつ解消し、実証研究を積み重ねる中で、地道に進められていくのだろう。

遠隔医療、AIなど、これから参入プレイヤーが更に増えていくと考えられる。今後もデジタルヘルス領域の取り組みを見ていきたい。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA