カネカ、再生・細胞医療の普及に向けた新規細胞培養加工施設を提案

生物領域の研究において、細胞培養の画像採取は非常に手間がかかる。

生物領域の研究において、細胞培養の画像採取は非常に手間がかかる。(出典:pixabey)

カネカは6月27日、同社開発の容器密閉型自動細胞培養装置と、ダイダンの気流制御型クリーンブースによる局所クリーン化技術を組み合わせて、小規模、かつ低コストの細胞培養加工施設の提案を開始すると発表した。

カネカは2012年に密封型自動細胞培養装置を販売開始。閉鎖系培養キットの使用により間葉系幹細胞培養プロセスを自動化し、作業の標準化と汚染リスクの低減を実現した。
この装置では、培地交換、細胞画像の取得、培養細胞の回収を自動化することで、作業の手間を減らしている。培養スケジュールは、PC画面でプロトコルを作成し、管理することが出来、例えば、培地交換の時期を1日単位で指定することが出来る。

カネカ閉鎖型自動細胞培養装置P4CS ホームページ
カネカ閉鎖型自動細胞培養装置P4CS カタログ

ダイダンは、研究所や工場をはじめ、空調、照明などの室内環境の設備を施工、提供する会社であり、医療現場では他にも常時無菌的環境下で手技が行えるハイブリッド室の空調システム等を扱っていたり、細胞培養施設向けの交差汚染防止システム「エアバリアブース」などを提供している。

この施設は、厚生労働省が定める「細胞培養加工施設の構造設備基準」および施工通知などに対応可能で、通常の培養加工施設と比較して、施設導入コストについては約90%削減でき、設置に可能なスペースについては約25%で済むという。

細胞培養施設向け交差汚染防止システム「エアバリアブース」

カネカは本施設の提供により、地域中核病院やクリニックなどの中期の医療機関での再生・細胞医療の普及に貢献することを目指すそうだ。

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<参考URL>
カネカ、再生・細胞医療の普及に向けた新規細胞培養加工施設を提案(マイナビニュース 2017/6/28)

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